そもそも人前でプレゼンテーションをするのは緊張もするしとても大変です。それを普段使い慣れない外国語でしないといけないとなると難易度も一気に上がってきます。今日は私がこれまでどのように外国語でのプレゼンテーションを準備してきたかをご紹介したいと思います。
私が初めて多くのアメリカ人の前で話したのは
忘れもしないアメリカ留学での最初のクラス

みんなの前で自己紹介をしないと
いけませんでした。

緊張のあまり頭が真っ白になってしまって話せなくなってしまいました。

単純に「マイネーム・イズ・カーコ」   
と言うだけなのに

しかもプレゼンテーションですらない単純な自己紹介で

自分で自分の体がコントロールできなく
なるなんて初めての出来事で 
そのことに衝撃を受けました。

こんな私もその後の人生で
何度も何度も外国語でプレゼンテーションを
してきました。

「何度もやるから慣れたって?」

小心者で緊張しいの私
何度やっても慣れませんでした

やっぱり外国語だからね〜 緊張するのは仕方ないよ

と自分をなだめていましたが

ある日、日本語でプレゼンテーションを
することになって発覚した事実

すごい緊張する〜 日本語でも無理

結論

弱虫は何語でプレゼンしようが弱虫

克服するには練習あるのみ!
、、、と私は思ってるけど
どうかな?

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慣れない外国語でプレゼンテーションをするのは本当に緊張するものです。一番はじめに外国語でプレゼンテーションをした時は体も声も震え、その緊張感と恐怖は今でも覚えています。

その後、学生時代、そして仕事をするようになってから英語とフランス語で数え切れないほどのプレゼンテーションをする機会があったのですが、それでも大勢の前での発表の緊張感、全く慣れませんでした。

それでも数をこなすと慣れてくるのがプレゼンの準備の仕方。今日は長年の試行錯誤の末、私がしっくりとくると思っているプレゼンの準備の仕方をご紹介したいと思います。

もちろん個人的な好みややり方があるのでこれが正解ということでは全くありません。私にはしっくりときたということで、もしご参考になれば嬉しいです。

プレゼンテーションの準備ーしない方がいいこと

まずは海外生活最初の頃に私がやりがちだったことで、あとあと、あれは無駄だったな避ければよかったなと思ったことをご紹介したいと思います。

スライドに全精力を注いで全てを詰め込まない

スライドには出来るだけ簡潔で短い文章を

プレゼンをするとなると一般的に使われるのがパワーポイント。このソフトウェアを使ったスライド作りは避けては通れません。

そこで大きな声で言いたいのはスライドは出来るだけ簡潔にしていろいろなことを詰め込まないこと。

言うのは簡単ですが、慣れない外国語でのプレゼン、不安になるのは当然です。その時のサポートとしてスライドにいろいろとなことを書き込みたいのは自然な心の動きです。

でもスライドは発表内容のテーマを箇条書きにするくらいでダラダラといろんなことを書かないことをお勧めします。

まず字で詰まったスライドは見にくく誰も読みません。そしてせっかく発表しているのに注意がスライドにそれてしまいます。

パワーポイントのエフェクト(効果)は必要最小限に

さらにパワーポイントにはいろいろなアニメーション効果を設定することができる機能があり、これらを使うととても動きのある華やかなプレゼンができます。

しかし、慣れない外国語で行うプレゼンテーション。いろいろなアニメーション効果を使うとプレゼンの最中に単純にスライドを変えるだけではすみません。

余分なクリックも必要だし、どこをクリックしないといけないかも覚えておかないといけません。テンパってプレゼンをしているときにそんな余裕はありませんし、変な間違いも起こるかもしれません。

なるだけパワーポイントのスライドは凝らない、そしてスライドの内容は簡潔に。それでもスライドが寂しいようなら1枚のスライドに写真を1枚挿入するようにしていました。

スライド作成に時間をかけない

スライドを簡潔にするにはもう一つ理由があります。それは時間がもったいないから。

母国語ではないプレゼンの準備、やることが通常の場合よりも山ほどあります。プレゼンのスライド作りに時間を取っている暇はありません。

本当に時間がない場合、パワーポイントなしに言葉だけでも最悪プレゼンをすることは可能です。パワーポイントでスライドを準備するのは発表の構成が決まってからささっと。もしくは発表の構成を考えながらスライドを準備しましょう。

よっぽど十分な準備時間があるならスライドのデザインに凝るのもありかとも思いますが、そうでないならスライド作成で大きな時間を割くのは得策ではありません。

プレゼンで話す内容を一語一句全て書いてみるのは時間の無駄

さあ、ではどのようにプレゼンの準備をしましょうか。私が初期の頃にしていたのは、自分が話す内容を一語一句書き出すこと。

今になって思えばこんな無駄な時間はありません。さらにたちの悪いことに紙やコンピューターに一語一句、プレゼンで話すことを長い時間かかって書き出すとプレゼンの準備ができたような気になってしまいます。実際はまだまだ全然できないのに。

また紙に書き出した内容を読みながらプレゼンをすることにしたとしましょう。

まず緊張していると自分がどこを読んでいるのかわからなくなります。

また書いたものに頼ってしまうので、もし何か起こったときに自分の頭で考えて対処することができません。

さらに紙に書かれている文章を読んでいるプレゼンは聞いている方は本当に退屈です。

さらに発表者が外国語で紙を読みながらプレゼンしている場合、必要な抑揚がないので聞いている方は本当に何を行っているのかわからなくてクラクラします。

プレゼンを準備するときにプレゼン内容を細かく一語一句書き出さないようにすることは、個人的には一番大切だと思っています。

プレゼンでは自分の日常生活に登場しない単語は使わない

自分が難しいと思う単語は避ける

さてでは具体的にどのようにプレゼン準備をすればいいのでしょうか。それについては次の項目で詳しく説明しているのですが、ここでは一つだけ「してはいけないこと」を書いておきたいと思います。

それは発表をする言語で自分がいつも使わない単語は極力避けること。なるだけ簡単な使いやすい単語で、自分が快適に感じる簡単な言い回しでプレゼンを準備しましょう。

一例をあげるなら「acquire」、普段使い慣れているのならいいのですが、そうでないなら「get」で十分です。

普段使っていない単語、またこのプレゼンの機会に覚えた単語を使うと、プレゼン中にその単語でつまずきやすく、そこからパニックになってプレゼン自体がガタガタになる恐れがあります。

発音が難しい単語を頻繁に使わない

さらに自分でも明らかにわかっている発音がうまくできない単語もできるなら避けた方がいいかもしれません。その単語が多発すると聞いている方が聞き取れずに何を話しているのかわからなくなる場合があります。

例えば「early」など、単語としては簡単ですが発音としては難しいです。また日本語では「ロウ」となる「row」「raw」「low」「law」、文脈から簡単に判断がつく場合はいいですがそうでないと聞いているものは混乱するかもしれません。

そんな時は明らかにわかる単語に言い換えてしまうのも手です。

もちろん、ここでこのように書いていますが、実際問題、業界用語や使い慣れている言い回しなんかがあって、ネイティブの方々が聞き取りにくい日本語訛りの単語を避けて通れないことの方が多いです。

そのような単語は日々発音の練習をするのが王道ですが、さらにプレゼンに慣れてくると、プレゼン中に聞き手の反応をみて、うまく通じていないようなら言い直すなり言い換えるなりしてフォローするようにするのもいいかもしれません。

プレゼンテーションの準備ーした方がいいこと

外国語でのプレゼンテーション、一語一句書き出して準備しない方がいいと書きました。ではどのように準備しましょうか。

発表の構成づくりに時間をさく

まず真っ先にしないといけないのはプレゼンの構成作りです。まずは細かいことは決めずにプレゼンの大きな流れを箇条書きにして決めていきましょう。

まずはそれぞれのスライドのタイトルになるような「項目1」レベルの流れを決めましょう。

さらにそれがしっくりきたらそれぞれのテーマごとに話したい内容を「項目2」として箇条書きに。この「項目2」がそれぞれのスライドに書かれる内容になります。

さらにそれぞれの「項目2」について話したいことを「項目3」として箇条書きにします。

そしてこれらの流れが自分の中であんまり考えることなくスムーズにスラスラと出てくる話の流れであることを確認しましょう。

プレゼンをするときの難しさはこの「構成」と「流れ」が自分にしっくりきているかどうかに左右されるように思います。

またプレゼンのクオリティもこの構成がしっかりできているかどうかにかかっています。

なのでここでしっかりと時間をとって自分でも無理なく話ができるきちんとした構成を考えましょう。

この構成ができるとプレゼンのスライドの内容は決まったも同然です。

用意したスライドをみながら何度も口に出して練習

さてここからがプレゼン準備で一番大切で大変な部分です。それはスライド、もしくは項目1、項目2を書き出したスライドの原案をみながら、実際のプレゼンさながらに口に出して練習すること。

最初は詰まってなかなか話が進みませんし、とても簡潔に書かれているだけの箇条書きの項目2や項目3の内容をうまく広げることもできません。

ただ何度も練習をやっていると何を言いたいのかが自分でも分かってきますし、うまくつながらないところは項目2や項目3を変えて構成を再度調整する必要が出てくるかもしれません。

また時間を測りながらきちんと時間内に収まるように大体の感じをつかむこともできます。

要点はここでも一語一句覚える必要はないのです。ただ頭の中でプレゼンの流れを掴み、実際に口に出して言うことで頭の中で、それぞれの項目で何を言いたいのかをしっかり確認し、そのざっくりと言いたいことの順番や要点を覚えることが大切だと思います。

特に項目3の話を広げるときにはきっちりと決めてしまわないで少し柔軟性を持たせていろんな内容で練習してみてしっくりくるものを探してみましょう。

またどうしても不安な方はプレゼンテーションの出だしだけを一語一句覚えてみましょう。プレゼンの出だしはとても緊張していて最も大変な部分です。ここだけでも覚えているものをスルスルと話すと、あとは一気に流れでもっていくことができるかと思います。

そして口がスムーズに動いてドギマギせずにスルっと時間内にプレゼンができるようになるまで、何度も何度も練習しましょう。

この練習がきっちりとできていれば、当日あまりあがらずに自信を持ってプレゼンに臨むことができるかと思います。

プレゼン内容についての十分な知識を持つ

さてもう一つ大切だと思うのは、プレゼンするテーマの内容の知識をしっかり深めること。

私がプレゼンをしていてたまにあったのは、事前に何度か練習をして本番に臨んだのに、その場の雰囲気に飲まれて自分の口がふっと練習中には触れてなかった全く新しい事柄を話し出してしまうこと。

もしくはプレゼン中に突然、質問が入って脱線することもあります。

そういったときに自分がしっかり知っているテーマの話をしているときはあまり問題なくやり過ごすことができますし、制限時間を無視するならさらに深い話をすることもできます(オススメしませんが)。

こういった点からも、例えば自分がやっているプロジェクトのプレゼンなどは比較的楽なのです。自分が一番内容を知っているので。

逆に大変なのが自分もあまり分かっていないことについてプレゼンをしないといけないとき。例えば学生時代の授業でいまいち理解できていないことについてプレゼンをするとなると、本当に心理的負担が大きいです。

なので話さないといけないテーマの知識をしっかり持っていること、これが全ての自信につながりますしプレゼンをとても生き生きとしたものにもします。そして心理的負担もかなり楽になります。

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ここまでいろいろと書いてきましたが、個人的にはプレゼンテーションは何度やっても慣れて平気でペラペラとできるような心理状況にはなりませんでした。

いつも本当にとても緊張してヘトヘトになりました。

これを楽にするには本当に事前に何度も口に出して練習をすること。

そしてこの練習に時間を割くためにも凝ったスライドを作るために時間を使ったり、話すこと一語一句書いて時間を取られるのはもったいないです。

もちろんやり方は人それぞれ、そしてうまくいくやり方も人それぞれです。私のこのやり方以外にももっと効率的なやり方もあるかと思います。皆様にあった方法が見つかりことをお祈りしています。