アメリカ南部は独特の雰囲気があって旅行に出かけたいと思う地域の一つです。ワシントンDCからだと車で10時間以上かかりますが、それでも出かけてよかったと思える素敵な場所でした。今回はアメリカで最も訪れたい都市ともいわれるチャールストンのお話です。
「チャールストン」と聞くと
何を思い出しますか?

私が初めて「チャールストン」
という言葉を知ったのは

トシちゃんこと田原俊彦の歌「チャールストンにはまだ早い」「だれ?」

この歌1984年のもので
ここでの「チャールストン」は
サウスカロライナ州チャールストン発祥の
ダンスを歌ったものだそうです。

次に私の人生で「チャールストン」という
言葉が登場したのは

映画「風と共に去りぬ」私を含めた多くの女性を魅了したレッド・バトラーはチャールストン出身という設定でした 「だれ?」

さて、このチャールストン
古い南部の情緒が感じられる
アメリカでも人気の都市です。

「まあそんなことはどうでもいいから」「えっ」


「それよりチャールストンっていったらシーフード」「いくよ!」

そうだった、ウチの夫は
食べ物以外には興味がないんだった。

ということで今回、出かけたのは
「Hyman’s Seafood」

私の「カレイの丸揚げ」も夫の「クラブケーキ」も美味しかった!

さらにこのお店を有名にしているのが

ずらりと並ぶこの店を訪れた豪華有名人の写真 Cyndi Lauper  Sarah Jessica Parker  Kevin Costner

そして有名人が座った席にはプレートが
つけられています。

さてさて私の席はと Leo Howard

Leo Howardさん?

だれ?

アメリカの若手俳優さんだそうです
どうせならOprah Winfreyがよかったな

お金持ちになれそうで
なんとなく

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
ということでかなり前の話になりますが出かけてみました、チャールストンへ。とても素敵な街で出かけてみて大満足だったので、もし機会があればぜひ訪れてみてください。今回は私の選んだ見所をご紹介したいと思います。

お買い物しなくてもチャールストン名物「シティマーケット」へ

まずチャールストンでのぞいてもらいたいのが1804年から営業している屋内型市場「シティマーケット」

中には地元のアーティストが作成した陶器やアクセサリーなどを売っているお店が出ていて、歩くだけでも楽しいです。

シティマーケットのお出かけ情報

シティマーケットは9時半ごろかお店が開き出すそうなのですが、できれば午前中早い目には出かけてみたいところです。

というのも私たちは10時ごろに着いたのですが到着した頃はあまり人もいなくて色々なお店をのぞいてみるのにちょうど良い混み具合でした。

けれどそのあと12時ごろに戻ってみるとすごい人でお店を見るのも少し一苦労だったので結構疲れました。出かけたのは12月末の金曜日だったのですがご参考までに。

またこのシティーマーケットの中には無料の公衆トイレがあってかなり綺麗です。

このマーケット周辺は色々なお店があって歩いて見て回るだけでも楽しいのですが、トイレに行きたくなったらここへ戻ってくるといいと思います。

シティマーケットのお買い物情報

スィートグラスのバスケット

さてこのシティーマーケット、色々なものが売られているのですが、何と言ってもまず見てもらいたいのはこの地域の特産品、スィートグラスのバスケット。

アフリカが起源でこの土地のプランテーションでも長らく作られていたということで、マーケットでもそこそこお年の召した黒人のおばさん、おじさんが目の前で作っておられます。

さてこのバスケット、買いたいなと思っておられる方はまずは出来上がっている作品をきちんと見て回って値段を聞いてみてください。

というのもお店によってバスケットのクオリティにばらつきがあります。その中でも1件、他とは比べ物にならないほど色も美しく細かい素敵なものがありました。

ただしお値段もすごいです。簡単なお土産物というよりはもう工芸品です。

さらに普通のクオリティの物も結構いいお値段がするので購入をご予定の方はじっくりとお気に入りのものを探してみてくださいね。

乾燥オクラチップス

シティーマーケットでは見るだけでも十分楽しい工芸品がたくさん売られているのですが、さらにクッキーやビスケット、ナッツといった食べ物も売られています。

その中でもぜひ試していただいたいのが乾燥オクラチップ。

ネバネバ野菜のオクラを乾燥させたスナックなのですが、パリパリと美味しくネバネバもしっかり残っていてなかなかくせになる味です。

オクラチップスの前で悩んでいると、お店の人が試食させてくれるのでまずは試してみてください。

英語ですがこのシティマーケットのウエブサイトがあり、項目の「FIND A VENDOR」から「SEARCH FOR VENDORS」に入ると色々なお店の情報を見ることができます。

よろしければ出かける前にご覧になってみてもいいかもしれません。
https://www.thecharlestoncitymarket.com/

馬車に乗って南部の豪邸生活を垣間みよう

馬車の利用方法

チャールストン観光に出かけると真っ先に気がつくのは街中をカポカポと可愛いヒズメの音を鳴らして走る馬車。

もちろん観光用のもので、あとで聞いたところチャールストンでは5社が観光用の馬車を運営しているそうです。

シティマーケットの周りでいろいろな会社が客引きをしていますし、シティマーケット横にはオフィスもあります。

会社によっては少し観光ルートも変わるようなので気になる方は色々なところでルートと金額を確認してみましょう。

さて私たちが利用したのは一人1時間 26ドルのもの。だいたい15分間隔で出発するので、そこでいい時間を予約します。

そうするとチケットをくれてシティマーケット裏の集合場所を教えてくれ出発時間の5分前に到着するようにとのことでした。

10時ごろにシティマーケットへ出かけた私たち、まず馬車の予約をしにいきました。混み具合はすぐに出発する馬車にも乗れるようでしたが、私たちは先にマーケットを見ることにしたので少し後の時間を予約しました。

馬車は1列に4人かけ、これが5列くらい並んでいるもので、1時間の長丁場なのでトイレを済ませて出発です。

さてこの馬車、交通渋滞が起こらないようにそして馬が疲れないように市がきっちりとルールを決めて運営しているそうです。こういったこともガイドさんが説明してくれますよ。

馬車観光がオススメの理由

もちろんこの馬車観光、何と言ってもゆっくりのどかに街をみて回れるその雰囲気だけでも十分和みます。

お天気がいいとこののどかさに拍車がかかりますし、小雨でも馬車には屋根があるのでちょうどいいです。

さらに英語になってしまいますが、ガイドさんが町の歴史を説明してくれるのもいいです。私たちのガイドさんはクセのない英語でゆっくりと滑舌よく話してくれたのでとても聞きやすかったです。

さらにこの馬車ツアーのいいのがブロード通り(Broad St.)を超えたところから始まる何億とする豪邸地域、ここを解説付きでゆっくりすすむこと。

歩いていってもいいのですが少し距離のあるというのと、馬車に乗った高さから家を見ることができるということで馬車がちょうどいい感じです。

この豪邸地域、南部の古き良き雰囲気を十分に楽しむことができます。

さらにHoly City(聖なる都市)と呼ばれるチャールストン、教会がとてもたくさんあるのですが馬車ツアーでは有名どころの教会を説明付きで回ってくれます。

そうすると馬車ツアーの後に実際に歩いて訪れてみたい教会を決めることもできます。

まずは馬車ツアーでチャールストンの街の観光地の位置をざっくりと掴み午後の観光の計画を立ててみるのはいかがでしょうか。

南部の歴史に思いを馳せよう

古い港町チャールストン、アメリカの歴史を感じることのできる場所もたくさんあります。その中でも今回ご紹介したいのはこの2箇所

サムター要塞

まずはチャールストン沖の小島にあるサムター要塞。南北戦争開戦の地として有名です。

今はアメリカのナショナル・パークになっていて、パークレンジャーと一緒に訪れることができます。

サウスカロライナ水族館の隣から出るフェリーで要塞までは片道に約30分、見学に1時間かかるので観光時間に2時間強をみておくといいと思います。

さて、このサムター要塞、今回のチャールストン観光で私たち夫婦が一番行きたかったのもここです。

でも結論からいうと私たちはここを訪れることができませんでした。

というのもチャールストンを訪れたのが、ちょうどアメリカ議会で予算が通らなくて全ての政府関連の施設が閉まっていた時期だったので。

国立公園のサムター要塞も例外ではありませんでした。このアメリカ政府のシャットダウン、ちょこちょこ起こり自由の女神といったアメリカの超有名観光地も閉鎖するのでどうかお気をつけください。

さて私たちのようにシャットダウンにあった方、またサムター要塞へ出かけるほどの時間がない方にはバッテリーパークに足を伸ばしてみるのはどうでしょう。

ここには南北戦争のサムター要塞の碑が立っているのでとりあえず写真をパチリと撮るということで。
https://www.nps.gov/fosu/planyourvisit/fortsumtertickets.htm

旧奴隷市場博物館

さて次にご紹介するのはとても小さな2階建ての博物館ですが個人的には見応えたっぷりでした。

そもそもは黒人奴隷を売り買いしていた場所を博物館にしていて展示物そのものはあまりなくほとんどは英語パネルによる説明なのですが、それを一つ一つ読んでいくとアメリカの奴隷売買の様子が迫ってきます。

奴隷が売り出される前に見栄えがいいようにどのように飾られたか、どのように値をつけられて売られたか、現在の価値ではいくらくらいか、たくさんのことが分かります。

入場料が8ドルとそこそこ高いので説明を読むのが大変なら入る必要はないと思いますが、奴隷市場の名残が残っている正面玄関で写真を撮るだけでもいいかと思います。
http://www.oldslavemartmuseum.com/

プランテーションに出かけてみよう

さらにもしお時間が許すようならプランテーションへ出かけてみるのはいかがでしょう。

というのも場所によるとチャールストン観光の中心地から少し離れているものもあり、またプランテーション内も広大なので訪れると決めると最低でも半日は必要です。

それでも南北戦争以前のまさしく「風と共に去りぬ」に出てくる南部の大農園の雰囲気を味わいたい、自然の美しさを堪能したい方にはおすすめです。

Boone Hall Plantation

まずはチャールストンで一番のプランテーションと銘打っているブーンホール・プランテーション。

やはりここの見所はカシの大木がずらっと並ぶ壮観な景色です。

さらに邸宅や奴隷が住んでいた一角があり、様々なガイドツアーや展示があり、さらに季節ごとにイベントも開催されているようです。

入場料は大人一人24ドルとなかなか高額ですので出かけるならばしっかりと時間をとってゆっくりと楽しみたいところです。
https://www.boonehallplantation.com/

Magnolia Plantation

こちらも邸宅や奴隷たちが住んでいた家をガイド付きで見学することができます。

それに加えてこのプランテーションの見所は南部の沼地の美しい自然です。

45分のトラムツアーやボートツアー、沼地ツアーもあり、うまくいくとワニやかめ、美しい鳥たちを楽しむことができます。

こちらは入場料は大人一人20ドル、子ども10ドルですが、邸宅、奴隷小山、トラム、ボート、沼地ツアーと大人も子どももそれぞれ8ドルずつかかるので、うまく選んで組み合わせるのもいいかもしれません。
http://www.magnoliaplantation.com/

さらに敷地内で宿泊もできるMiddleton Place、また紅茶工場も見学できるTea Plantationというのもあるので、それぞれのお好みで訪れるプランテーションを決められてもいいのではないでしょうか。

またチャールストンに自家用車でお出かけでない方にはこれらのプランテーションへのいろいろなツアーもあり、それらの情報がホテルに置かれていますのでそれらに参加してみてもいいかもしれません。

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
さてこれらの見所以外にもチャールストンには素敵なところがいっぱいあります。お子様にはサウスカロライナ水族館、美術好きには街には多くのギャラリーがあります。

またあえて観光地に訪れなくても街の佇まいだけでも十分楽しめるので機会があれば一度訪れてみてはいかがでしょうか。

またここに書いた情報は2018年12月のものですので実際にお出かけの際は最新情報をお調べくださいね。