ほぼ20年前、フランスで生活をし始めたのは学校へ行くためでした。100人くらいのクラスの7〜8割くらいがフランス人で、フランスを知る彼らの仕切りで新学期がはじまってすぐにみんなの交流のために旅行が企画されました。とても楽しみにして参加したのですが、少し悲しい結果になってしまったというそんなお話です。


右も左もわからない私を含めた外国人留学生はありがたくもそれに乗っかって始まった旅行 「新歓旅行だよ〜」

新しい生活が始まってやる気満々の私

「うわ〜 楽しみ いろんな人と友だちになれたらいいな」 不安と期待に胸をふくらませて参加することに

まずは何台かの観光バスに分乗です

隣に座った新しいクラスメートに自己紹介し楽しいおしゃべりに期待も高まります

わくわくどきどきで到着した宿泊施設

部屋割りが配られました 「同室になった子たちとはすごくいいお友達になれたりして」と明るい未来を夢見ていると

あれっ

私と同室なのはピエールとステファン どう考えても男子学生 日本ではありふれた私の名前、こちらでは性別不明 いや、男子って思われた模様

もちろん、文句を言いに行きました

「私、女の子だよ」 「ごめん、ごめん わからなかったよ」 でも「女の子の部屋 もうみんな埋まってしまってるんだよ」

と言って

一人部屋を手配してくれました せっかくの新歓なのに 新しい友だち期待していたのに なぜ、ひとり

まあ、旅行は楽しかったからいいんだけど
日本でも「薫さん」や「忍さん」は
苦労しているのかな?