私と夫は夫の弟夫婦の立ち会いのもと、とても簡単にアメリカで結婚式をあげました。その後、夫家族が日本へやって来て両家の家族のみでホテルで式を挙げたのだけれど、、、今日は私たちが経験したアメリカでの結婚の手続きと日本での式の準備のお話です。
絵日記:結婚式に必要なもの?
お互い割と年をとってからの結婚で
しかも遠距離中ということもあって
結婚式はそこそこ簡単にすることに



しかしさすが日本のホテル

私たちは「治安判事(justice of peace)」に
近所の公園に来てもらいました。 
半年後、今度は日本で両家の家族のみで
式をあげることに
しかしさすが日本のホテル
予想以上の几帳面さ
大部分はメールのやり取りで決めたのですが


って言ってたら、困り果てた担当者さん

時差ぼけやベビーカーを使っての移動を考えると義家族の体の負担を軽減できたし、なによりも私の精神的負担がぐっと減りました。この人数で公共交通を使って移動するのを私一人で仕切らなくていいので。

さらに結婚式数日前に
最終打ち合わせと試着のために
はじめてぽん太と式場となるホテルへ最終打ち合わせと試着のために

って言ってたら、困り果てた担当者さん

けちくさい夫婦と思われたことでしょう。
でも値切るつもりじゃなくて
本当にいらないって思ったんだもの
今でも写真を見るたび
あっ タダでもらったブーケって
思います。
担当者さん、どうもありがとう。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─担当者さん、どうもありがとう。
そもそも結婚式っていうよりは最初で、そして多分最後の両家家族の顔合わせっていうぐらいの気持ちだったので、そして花嫁衣装は夫と一緒にコスプレくらいの気持ちだったので、私たちと担当者さんとの熱量が違っていたのかもしれません。
とても熱心で親身ないい担当者さんでしたが、結婚式の仕事って気を使うのだろうなって大変なのだろうなって思いました。
そして結婚式にかかる費用って尋常じゃないと思うのは私だけでしょうか?
アメリカでの結婚手続き
私たちはバージニア州アレクサンドリア市で結婚の手続きをしました。おおまかな手続きの流れをご紹介したいと思いますが、それぞれの州によって細かいところは違ってくると思うので、実際にご結婚されるときはお住まいの州でご確認してくださいね。私たちの場合、 まずアレクサンドリア市の巡回裁判所(Circuit Court)に身分証明書をもって二人で出かけました。30ドル(約3300円)を支払って結婚許可証 (Marriage license) の申請をすると、すぐに許可証を発行してくれました。
この時に結婚式を執り行う資格のある人のリストもくれるので、その中の一人を選んで連絡をとり式の場所、日時を決めます。この結婚許可証の有効期限が60日なので、この有効期限が切れる前に結婚式を挙げないといけません。
挙式を司ってくれる方(執行者)のもと無事に式が終わると、この執行者が結婚許可書に署名をして裁判所へ提出してくれるので、それで晴れて結婚成立となります。
その後、裁判所で2.5ドルを支払うと結婚証明書 (Marriage certificate) を発行してくれるので、私たちの場合はこの証明書をもって日本大使館へ出かけて婚姻届も提出し、日本側でも晴れて婚姻成立です。それにしても日本側の手続きの簡単なこと。
さて、実は私も夫もアレクサンドリア市の住民ではありませんでしたが、たまたまそのときの成り行きでこの町で結婚することになりました。どうやら住民か住民でないかは関係なかったようです。
義家族の日本滞在ーお金を使って満足したところ
私たちのアメリカ側の結婚式は公園で簡単にあげただけでしたが、日本側は両家の家族を招いてホテルで小さい披露宴をあげました。
「絵日記」のブーケの話でもわかるように、できるだけ日本での結婚式にお金を使わないようにしたのですが、それでもお金を使ってよかったなと思うサービスがいくつかあります。
まず義家族に好評だったのが、ホテルの美容室での髪とメイクのサービス。日本語が出来ず、また日本での勝手がまったくわからない義母、義姉、義妹のために、結婚式の朝、ホテルの美容室に行けばいいようにしておきました。このサービスは好評でその後、結婚した義姉が同じ手配を妹、義妹のためにしてくれました。
また、同じサービスを私の家族の女性陣のために用意したのですが、これも楽しんでもらえたようで、やっぱり女性はきれいにしてもらうのがうれしいんだなって思いました。
もう一つ、お金を使ってよかったと思ったのが、直接、結婚式とは関係ないのですが、義家族の日本滞在中の移動に運転手付きのマイクロバスを手配したこと。私たち夫婦をいれて総勢9人、小さな子どもも二人いたので、公共交通機関を使うのを出来るだけ減らそうとしました。
子ども連れの長旅でへとへとになった義家族を空港で出迎えマイクロバスへ。それだけでも私たち夫婦の株がグッとあがります。ホテルの送迎だけでなく日本観光にもマイクロバスをフル活用しました。
時差ぼけやベビーカーを使っての移動を考えると義家族の体の負担を軽減できたし、なによりも私の精神的負担がぐっと減りました。この人数で公共交通を使って移動するのを私一人で仕切らなくていいので。
これからご結婚される方の参考になればうれしいです。