「世界で最も結婚したい独身男」英国王室のハリー王子が女優のメーガン・マークルさんと結婚しましたね。結婚式ってみんな幸せそうで見ていていい気分になりますが、実際のところ王室に嫁ぐのは大変なのではとも思います。今日はとても勝手な上から目線で「私がシンデレラになりたくない理由」もあわせて書いてみました。

さらにニュースネットワークのCNNが





今、あらためて見返すと恐ろしくて失神しそうです。
あれが世に出た日には、、、
土曜日の朝、ゆっくり起きだすと
結婚式が生中継されていました。

さらにニュースネットワークのCNNが

これが結構すごかった。

天下のCNN
この晴れの結婚式の日に容赦なしです。

さらに
元カノ、元カレ特集よりもきついなと思うのが

絶対かんべんしてほしいはず

もちろん現実は
王子と結婚「しなかった」じゃなくって
王子と結婚「しなかった」じゃなくって
「できない」だけれど
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若い頃の写真って今見ると腰を抜かすようなものがたくさんありますよね。
バブル時代を経験した私は肩パッドで前髪を巻き上げ真っ赤なルージュをひいて気取っている捨てるに捨てられない写真が結構あります。
それにしてもおとぎ話の世界ならいざしらず現実のシンデレラはいろいろな私生活が公になってしまい、また実生活でもいろいろ不自由なこともあって、とても気の毒に思います。
もちろん「私ががシンデレラになりたくないのではなくなれないのだ」というのが正しい現実認識ですが、そんな正論はさておき、不謹慎ながら思いっきり上から目線で今日は私がどうしてシンデレラになりたくないのか書いてみたいと思います。
もちろん「私ががシンデレラになりたくないのではなくなれないのだ」というのが正しい現実認識ですが、そんな正論はさておき、不謹慎ながら思いっきり上から目線で今日は私がどうしてシンデレラになりたくないのか書いてみたいと思います。
私がシンデレラになりたくない理由
当たり前ですがシンデレラは自由に街中を歩けない
まずは当たり前すぎる理由で申し訳ないのですが「自由」がなくなるということ。
これ当たり前のことですが、しかし「自由」というのは人生におけるとても大切な要素で、これがなくなる辛さを最初にどうしてもやっぱり力説したいのです。
最初から皇室や王室に生まれて不自由な生活しか知らないならいざ知らず、結婚するまでは時々、羽目を外しながら自由を満喫して生きて来たのです。
それをここにきていきなり護衛なしに外を歩いてはいけない、買い食いをしてはいけない、そして外で夫に口答えをしてもいけないと言われたら窮屈すぎて息が詰まってしまいます。
また海外旅行も好き勝手にでかけられなくなり、出かけてもいろんな人に会わないといけないし、美術館にでかけてもいろんな人がぞろぞろと着いてきます。こんな生活耐えられますか?
自分がしたいときにしたいことをする、こんな単純だけれど抗いがたい魅力がたっぷりの自由が制限されるのはつらすぎます。
シンデレラには迷惑をかけて困る家族はいないけど
まさしくシンデレラには意地悪な継母と継姉しかいないけれど、私には迷惑をかけたくない家族がいます。
私がシンデレラになることで(ともうすっかりシンデレラ気分)家族のプライバシーを守ることも難しくなってしまうかもしれません。
両親は不仲になっても離婚しにくくなるし、すでに離婚しているなら原因を詮索されます。
また今まで普通の家だったのがいきなりロイヤルファミリーにつながる家庭になってしまうと兄弟の結婚も大変になるかもしれないしれません。
甥や姪が学校に上がるようになるとクラスメイトやママ友にも影で囁かれるでしょう。「シンデレラの姪御さん、思ったよりできないね」とかなんとか。
また妹だって化粧もしないでサンダルをひっかけてコンビニで好きなアイスクリームも買えなくなるかもしれません。
私の結婚が家族に与える影響を考えると二の足を踏んでしまいます。
シンデレラになれるような清廉潔白な過去がない
さらに私の過去もあることないこと詮索されます。全く潔白で「ないこと」ばかりを言われているなら、大きな顔をして反論したり、涼しい顔をして我関せずの態度もとれるかもしれませんが、私のような真っ黒なシンデレラはそうもいきません。
流石にシンデレラに向かって直接、過去の奇妙な恋愛を問いただす記者はいないでしょうが、国民全員に過去の恋愛や過ちが知れわたり噂をされるのは、気の小さい私には辛いものがあります。
また私に支えてくれる女官さんの中には密かに王子様に恋をしていた人もいるでしょう。どうしてこんな女に王子様をとられたのかと思うと歯ぎしりもしたくなります。
みんなに暖かく祝福してもらえるような精霊潔白な過去がない、これではシンデレラになるのを尻込みしてしまっても仕方がありません。
これからの人生、品行方正に生活する覚悟がない
さらにシンデレラになったからにはこれからの人生、王子様のことを考え、王国のことを考え、そして国民のことを考えて生きていかなければなりません。
女友達と深夜まで飲み明かしてもいけないし、セールだからといって新しい靴を何足も買い漁ってはいけないのです。
さらに夜、眠たいからといってもお風呂にも入らず歯も磨かずソファーで寝ていたら女官の皆さんに何を言われるかわかったもんではありません。
シンデレラにはなったからって急にシンデレラのような品行方正、天真爛漫な生活をするのは無理なのです。
またこれからずっと清く正しく生きていく心構えが私にはまったくありません。いくら王子様を愛していたって無理な物は無理なのです。
英国ロイヤルウェディングに思うこと
花嫁さんがアメリカ人ということもあり、ここアメリカでもハリー王子とメーガン・マークルさんの結婚式の中継をやっていました。すべてを見たわけではありませんが、今度は少し客観的にこのロイヤルウェディングを見て思ったことを書いてみたいと思います。
多様性を尊重した結婚式に好感触
まずは英国のロイヤルウェディングで米国の黒人の牧師さん(正しくは米聖公会なので主教というそうです)が登場するとは思ってもみなかったので驚きました。すべて英国王室式で結婚式を執り行うのではと勝手に思っていたので。
さらにこの主教さん、いかにもアメリカらしい大きな手振りを交えた説教を堂々の迫力でなされ、また「愛の力」についてのお話はかなり感動的でした。
続いてゴスペルで歌われたのが「Stand By Me」。とてもカジュアルな雰囲気でこれまたビックリしましたが、みんなが知っている名曲、もう気分はいやでも盛り上がってきます。
さらに追い打ちをかけるような美しいチェロ。本当に素敵でしたがこの奏者の方も黒人でした。
さらに追い打ちをかけるような美しいチェロ。本当に素敵でしたがこの奏者の方も黒人でした。
おそらく花嫁さん側のルーツを考慮した選択だと思うのですが、伝統的で厳かな式とうまく混ざり合っていて、とてもユニークでアメリカ人のお妃を受け入れた英国王室の心の広さを表すようなお式でした。
もちろん、英国王室内部ではいろいろと思うところのあった人もいたのかもしれません。
だってアメリカ人女性と結婚するためにエドワード8世が退位したのはわずか80年ほど前の話なのです。
またこれがハリー王子でなく王位を継承する兄のウィリアム王子だったら状況も違ってきたかもしれません。
さらに国民に広く開かれた王室、国民の多様性を尊重する王室のイメージを広めたい、またアメリカとの関係を強固にできる機会でもあるといろいろな思惑もあったのでしょう。
それでも一度、離婚をしアフリカ系アメリカ人を母にもつメーガン妃を王室へ受け入れ、しかもこんなに王妃のルーツを大切にした結婚式を行うことを許可した英国王室はさすがだなと思いました。
もうメーガン妃のお母さんから目が離せない
メーガン妃の家庭環境が複雑なのは結婚前からメディアで大きく取り上げられていました。実際、実父は結婚式に参加していませんでしたし。
しかしそんなことも吹き飛ぶメーガン妃のお母様の感無量の表情やうれしそうな顔。これを見ただけでも結婚式を見る価値はあったなと思えました。
もちろんこれはメーガン妃だけに限ったことではなく、どの結婚式でも新郎・新婦、特に新婦のご両親のうれしさと寂しさの混じったお顔は見る者の胸をうちます。
さらにメーガン妃の場合、「これから王室でうまくやっていけるだろうか」「エリザベス女王やカミラ妃、キャサリン妃にいじめられないだろうか」「英国民はアメリカ出身の妃をうけいれてくれるだろうか」など、お母さんの心配を勝手に考えると、もうその母心にクラクラきます。
テレビ中継はもちろん、お母さんの姿を映し続けているわけではありませんが、チョロっとお母さんの顔が映る度に「よかったね」「大丈夫よ」と声をかけたくなったのは私だけではないはずです。
女性招待客の帽子をもっと近くでみたい
フランスで住んでいるときに結婚式に招待されたのですが、その度に思ったのは女性招待客の派手やかな帽子。
もちろん英国王室の結婚式の招待客、お金もかかっているのでしょうが本当にいろとりどりの素敵な奇抜な帽子を見ることができました。
セリーナ・ウィリアムズは頭にアメ細工が乗っかっているのかと思うような帽子、エリザベス女王の黄緑に紫の花をあしらった帽子は色の配色がとても素敵でした。
キャサリン妃とカミラ妃は二人とも頭に円盤をのせているのかっていうような帽子でしたが、本当に個人的な感想で申し訳ないのですが、私としてはカミラさんの帽子は「これないんじゃないの、なぜこれを選んだ」感がすごかったです。
ご興味のある方はググってみてください。おそらくいろんな写真がでてくるのではないでしょうか。
こんな風に人様のファッションを悪く言っていますが、ファッションを含めてとても見応えのあるロイヤルウェディングでした。やっぱりみんなが幸せな様子を見るとこちらも幸せな気分になります。