まったくフランス語が話せないままフランス生活をはじめたので言葉には本当に苦労しました。いろいろな語学学校、学習方法を試したなかで効果的だと思ったのは日記を書くこと。今日は私の日記学習体験を紹介してみたいと思います。フランス語だけでなく英語でも他の言語でもできますよ。 
フランス語を学び始めてすぐのころ
今考えてみて、一番役にたったなと思うのは

簡単でよく使う文章をまるまる覚えること。クロワッサンが欲しいです。Je voudrais un croissant. こうして覚えた文章はその後、いろんな単語を覚えるにつれ応用できるし 代わりにりんごでも、くつでも、部屋でも

フランス語は特に動詞の活用が難しいので
考えるよりもまず文章をまるまる覚えて

その後
覚えた単語を使って入れ替えて行くのが
いいように思います。

例えば

「できますか?」はEst-ce que je peux… だから「ここで食べられますか?」は、、、あれ、「食べる」ってなんて言ったっけ 最悪、指差しやジェスチャーと組み合わせて乗り切りましょう。

そうこうしているうちに文法を学び
覚えた単語の数が増えて来たら

日記を書きましょう。

どんなにへんな文章でもいいのです。
どんなにつたない文章でもいいのです。

考えながら、知っている単語をしぼりだしながらそして調べながら書く事に意味があるのです。

そして、できることなら
先生やフランス語の出来る人に
見てもらって添削してもらいましょう。

さて、ある日

日記を書きましょうという宿題がでました。私が書きたかったのはこんな感じの文章 「昨日、買い物にでかける途中、とても素敵な小道をみつけました。ハイヒールを履いていたので少しとまどいましたが、美しい石畳をさっそうと歩いてみる事にしました。」

でも実際のところ
フランス語を習い始めたばかりの私に
こんな高度な文章を書く事なんてできません。

それでも
知らない単語はしらべて
知っている知識を絞り出して
精一杯の力を振り絞って書いた私の日記

「きのう、かいものにいきました。みちがほそうされていませんでした。ハイヒールであるくのがむずかしかったです。」

これだけ書くのにものすごい時間が
かかっています。

「まあ、それなりによく頑張った」って思って
先生にみてもらいました。

先生のリアクション ドキドキ 「チッ」「それならフランスにこなければいいのに」

、、、

「えぇ〜」ひどい、、、

こんなことがあってもめげずに
日記を書き続けましょう。

そしてフランス語の出来る人に
みてもらいましょう

本当にいい勉強になるよ!


Bar-border-F

フランスで生活をし始めてまだ間もない頃の出来事で、もちろん「これは私の本当に言いたいことじゃないの、本当に言いたかったのはね」ってフランス語で言い訳できるわけもなく、、、っていうか初級の語学力で書く日記の内容にこだわられても、、、

今ならこんな風に文句を言えるけれど、当時はただただこの先生の反応に衝撃をうけて落ち込みました。

それから何年か経って別の語学学校に行く機会があり、そのときの優しい先生が日記を書く大切さと楽しさを教えてくれました。

それからは、語学学校へ行く機会があって少し自由がきくようなら、自分から「日記を書いてくるので見てもらうこと、できますか?」と先生に聞くようにしていました。

 外国語で日記を書くこつ

内容にこだわらない

まず、日記を書く目的はあなたの日常を記録するためではなくフランス語の勉強のためです。なのであまり内容にこだわる必要はないので気楽に書き始めることができたらなと思います。

実際にあったことをキッチリ書く必要もないし自分に都合のいいように話を大げさにしてもいいし楽しく書きたいことだけ書きましょう。

困ったら日本ネタを

書くネタがなくて困ると、ここで頑張って日本の紹介をする日記を書いてみるのもいいかもしれません。日本の実家の近所のお好み焼きが美味しいとか、こんなので私は何度も乗り切りました。

また、その後の生活で日本のことを説明する機会や日本の文化について聞かれることもあるので、こんな日記を書いておくと後々役にたつこともあるかもしれません。

上達してきたら「出来事」から「考え」を

少しフランス語が上達してきたら、どうしてフランスが好きなのかとか、将来の夢や就きたい職業など、「起こったこと」ではなく「思っていること」「感じている事」「考えている事」を書いてみましょう。

起こった事実を書くよりも考えている事を書くほうが自分の頭の中を整理しないといけないので、より難しいと思いますが、ここからもたくさんのネタを見つける事ができると思います。

 外国語で日記を書く利点

使う機会が多い単語を覚えることができる

まず日記を書くことで一番いいのは自分の生活まわりの出来事を日記にするので、日常よく使う単語を調べたり覚えたりできること。

また自分の過去や未来に関して書き始めると、自分のこれまでの人生を紹介するときに必要な単語、これからやりたいとことを説明するときに必要な単語が増えるので、それはその後の生活で使う機会もあるのではないでしょうか

自分の現状を考える機会になる

さらに日記に書く文章を考える事で、日々の出来事を少し掘り下げて考えてみたり昔の出来事を少し客観的に考えてみたりと自分の今の状況を見つめ直すいい機会になったりもします。

さらに日本や自分の出身都市のいい面を再発見したり、フランスや現在住んでいる都市の楽しみを見いだすこともできるかもしれません。

論理的思考を育てる

最後に、フランス語だけでなくどのような言語でも言いたい事を分かりやすく理論的に話すということは、きちんと話を聞いてもらうための第一歩。

会話ですぐにそのようにするのは難しいけれど、日記を書くのであればゆっくり考えながらできるし、書き直しもできます。

日記を書く事で少しずつ、そのような力がつくのじゃないかなって思っています。

「日記書き」はどの言語でもどのレベルでも出来るのでほんとうにおすすめです。

そして語学学習で一番必要なのは「続けること」。もしうまく続けることができなくて中断してしまってもまたやり始めればいいのです。お互い、がんばりましょう! 

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