英語でとてもやっかいだなと思うのは数字を使わないといけないとき。「百」や「千」くらいは何とかなっても「万」や「億」と数字が大きくなってくると頭のなかで大混乱がおこりませんか。さらにこれが金額になるともうパニックに。今日は私が使っている変換方法も絵日記の後に紹介しています。











絵日記:日本の人口を知っていますか
海外で生活していて予想以上によく聞かれるのが

そもそも、混乱の原因は

ということで

くどいようですが
日本の人口は結構聞かれたので

ちなみに、これを覚えておくと
英語で大きな数字を使うときに応用がきくよ
しかし

でも

実際のところ
はなし相手の出身都市の人口なんて
多分、だれもあんまり興味がないのでしょう。
ただ、私が想像するに

とまあ、勝手にそう思っています。
それにしても
日本の人口を英語で覚えるまでは

すると、当然

これでかなりの確率で窮地から
脱出できます。
結局のところ

そしてわたしも、、、
でもまだ自分ののふるさとの人口
覚えていないけれどね
この機会におぼえてみるか

これまで何度も日本や出身都市の人口を聞かれましたがおもしろいようにすべて男性でした。私も初対面の人や友人に「生まれた町の人口を聞く」って発想がないので、これって昔ベストセラーになった「話を聞かない男、地図が読めない女」で説明されていた男女の脳の違いなのかしら。それとも理系の人、文系の人の考え方の違いなのでしょうか。
大きな数字を英語に変換するには
それにしても英語を話すときに大きな数字を頭で変換するのには多くの人が苦労しているのではないでしょうか。私が長年苦労して結局たどりついたのはこれからご紹介する2つの方法です。
日本語で覚えている大きな数字を使おう
- 日本の人口換算法
まず、日本語で知っている大きな数字を英語で覚えておいてそれを基準に考えるというやり方。
私が基準として使っている数字(とても大雑把)は「日本の人口は1億人で100ミリオン(million)」
これを覚えておいて、「1億」が「100ミリオン」だから「1千万」だと桁が一つ下がって「10ミリオン」って頭のなかでやっています。
- ブルゾンちえみ換算法
これよりも大きい数になると日本でとても有名になったブルゾンちえみさんの大流行語、「地球上に男は何人いると思っているの? 35億」をつかってみましょう。
この名台詞のおかげで頭のなかにはすでに「35億」が張り付いているので、このまま「35億」は「3.5ビリオン(billion)」、もしくは英語にすると一桁落とすと覚えてしまうととても便利です。
これを覚えておいて、例えば「1000億」を考えるときには、確か35億は英語にしたら桁を一つおとして「ビリオン」だったな、だから「1000億」は「100ビリオン」なんてやっています。
ちなみにこれより大きい数、1兆は英語ではきりがよく「トリリオン(trillion)」なので問題ありません。
慣れるまで少し時間がかかりますが、慣れると割と簡単に頭の中で変換できるよ。
ちなみにブルゾンちえみさんが言うように35億は大雑把にいって世界の男性の人口。ということは世界の人口は単純計算で「70億」「7ビリオン」です。ということでこの数字を覚えるとちょっとしたまめ知識も増えます。
それでも混乱したら指を使おう
これでもなかなかささっと頭の中で変換できないとき、私の最終手段は指をつかうこと。
例えば「100億は英語でなに?」と思うと、まず「一、十、百、千、万、、、」と指を折って数えて行きます。すると100億なら指を11回折ることになります。この指がたどり着いたところを覚えておきます。
今度は指を3つ折って「thousand」、さらに3つで 「million」 、さらに3つ折って「billion」。この段階で先ほど覚えた「11本目」の指まで残り2本。この残り2本を「一、十」と数えて「10ビリオン」
かなり面倒くさくそして時間も少しかかりますが、すこし練習をするとすぐに慣れると思います。人と話をしていてすぐに数が出てこないと本当に焦って頭がパニックを起こすので、ゆっくりと指をおって心を落ち着けるのもいいかもしれません。
最後に、覚え書きとして
東京都の人口は 1千3百万人
約 13 million
大阪府の人口は 8百80万人
約 9 million
名古屋の人口は 7百50万人
約7.5million
だそうです。
高額の円からドルへの換算
さて、実際問題、生活や仕事のなかででてくる大きな数字は「数」としてよりも「金額」として出てくることのほうが多いように思います。
まず頭の中の切り替えを簡単にするために1ドルは100円とします。そして私が覚えているのはこの三つ
100万円はテン・サウザンド・ダラー($10,000)
日常生活では知らず知らずのうちに100万円、一千万円くらいの金額がよくでてきます。例えば年収数百万から数千万円、車を買ったら数百万円、家を買ったら数千万。これらの数字の中でご自身の生活に密着しているものをドルに変えて覚えてしまいましょう。
私が計算するときに頭のなかでよく登場するのはアメリカに留学したときの学費。何度も円に換算して頭に残っているので、これを基準に換算しています。
日本で生活していらっしゃる方でも、例えば買いたい家や車の金額、ご自分の年収などを1ドル100円換算で置き換えてみると数字がぐっと身近になってきます。やっぱり100万円、一千万円単位は感覚で覚えられるのがいいように思います。
1億円はワン・ミリオン・ダラー($1million)
私が仕事をしていて最初、苦労したのが高額なアメリカドルから日本円の金額への換算。例えば「10ミリオンダラー」のプロジェクトの話を日本語でしていると、この金額がいったい日本円いくらなのかって話している最中に思うわけです。
この状況は「1億円はワンミリオンダラー」、これを覚えただけで劇的に楽になりました。とても覚えやすいのがほんとうにうれしいです。
それ以外にも例えば
- 高額当選宝くじ10億円は10ミリオンダラー
- 有名芸能人が購入した3億円の家は3ミリオンダラー
- 大貫さんが拾った1億円は1ミリオンダラー
楽勝です!
一兆円はテン・ビリオン・ダラー($10billion)
一応、覚えていますけれど、ほぼ使うことはありません。もし使うとすれば大手会社の収益くらいでしょうか。
例えばアマゾンの2018年1~3月期の売上高が510億ドルとのこと 「510億」を「ブルゾンちえみ35億換算法」で変換すると「51ビリオン」。「51ビリオンダラー」ってことは「5兆1千億円」ってことになるわけです。
いろいろと書いてきましたが、結局は習うより慣れろ。私は今でもボーッとアメリカのクイズ番組をみていて「今日の賞金、$23,000」なんてやっていると、230万円かなんて頭の中で思うようにしています。身近なものや話題になった金額を英語と日本語、また円からドルへ変換しているとだんだんなんとなく感覚で覚えてくるような気がします。