日本一時帰国の際に楽しみにしているのは中学校の同級生に会うこと。みんなそれぞれ全然違う人生を歩んできたけれど同い年なので一緒に年をとってきました。今日はどうしてこんなに幼なじみと話をするのが楽しいのかを考えてみました。
日本に一時帰国すると
中学校時代の友達に会います

子どもの頃に戻って
ピーチクパーチクと
おしゃべりを楽しみます

「それがさ〜 そこから初老のおじさんっていうかおじいさんが出てきてさ〜」「うん」「うん」「うん」


「それでこっちをジ〜って見てるから嫌だなって思ってたらね」「うん」「うん」「うん」


「話しかけてくるのよ、私に 「もしかして、み〜子ちゃん?」って」 「え〜」「え〜」「なんで?」


「それがさ〜、ほら私たちの同級生のウー太って覚えてる?」「もちろん!」「小さくて可愛かったよね」「そうそう、人気者でね」


それがね、その初老の男がねウー太だったんだよね


シーン ズズッ

年を重ねた同級生に感じる自分たちの老い
そして
できれば会いたくない初恋の人

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久しぶりに幼なじみに会う前はそれなりにドキドキするのです。

全く違う人生を歩いてきたみんな、共通の話題はあるのかな? 変な人になってたら嫌だな 昔の恥ずかしい話持ち出されたら嫌だな 

でも中学の時に優しくて面白かった友達、いろいろな人生の苦労を経た今、ますます優しく面白くなっていました。

今日はどうして昔の同級生に会うと心がときめいてワクワクするのかを考えてみました。 

理由1:子どもの頃に戻ることができるから

幼なじみに会って話し始めると何十年もの時が一気に戻り、セーラー服を着て近所のたこ焼き屋さんに座って何時間もどうでもいい話をしてころの気持ちになります。

もちろん話している内容は中学生の頃とは違います。でもそのころと変わらないのは自分たちにとってはそこそこ大切だけれど、でも客観的にはどうでもいい話をしているということ。

でも相槌の打ち方や声のトーンなどはみんな昔のままで、まだなんの苦労も知らなかった平和な時代へあっという間に飛んでいくことができるのはとても幸せなことです。

どうでもいい話をして、みんなで相づちをうって、共感して、大笑いをして、、、

こんな素敵なストレス解消法があるでしょうか。

理由2:利害関係のない友だちだから

大人になってからももちろんそれぞれの人生のステージで素敵な友だちができました。

同僚から友達になった人、またお子さんのいる方々にはママ友もいることと思います。

職場や学校、習い事といった同じコミュニティの中の友人同士なら楽しかったことや愚痴、苦労話など話をすることはいっぱいあります。

中学校卒業以来、全く別の人生を歩いてきた私たちにはそのような共通話はありません。

でもだから私たちには全く利害関係がありません。職場の嫌な人の愚痴もおかしなPTAの飲み会の話も誰に気兼ねをすることなく話すことができます。

今の自分の近況を利害関係を考えることなくおもしろおかしく話してみんなで大笑い。

こんな素敵なストレス解消法があるでしょうか。

理由3:他の同級生の近況がわかるから

私は大学を卒業してすぐに地元を離れてしまったので、中学校の時の他の同級生が今どうしているか全く知りません。

でも地元で進学し地元で結婚して、その子どもたちも自分たちの母校の小学校・中学校に進学している友人たち。

みんなそれぞれ少しずつ、同級生が今どうしているのかという情報を持っています。

それを小出しにして、「そうそう、かっこよかったよね、今どうしているの?」とか「あの当時、みんな好きだったよね」とか、「えっ、そんなに太っちゃったの」とか、「えっ、今あの二人、一緒に住んでいるの? どうしてそんなことになってるの」なんて話をすると、もう楽しくて仕方ありません。

たまに「かーこ、あの頃、あー太郎のこと好きだったんじゃないかって思ってたんだけど、ほんとのところはどうなのよ」なんて耳の痛い話も出てきますがそれはお愛嬌。

当時の恋の話をみんなでキャーキャーワーワーし、そしてそんな同級生の近況を話して、さらにキャーキャーワーワー

こんな楽しいことがあるでしょうか。

理由4:同い年だからわかる悩みを共有できるから

10代に戻って楽しく話をしていますが、やはり私たちは10代ではありません。

子どもたちがいる人たちは子育てに悩んでいるし、高齢の両親についての悩みや辛いこともあります。

また体にガタがきてしんどくなってくる年齢ですし、友人にも大きな病気になる方も出てきます。

社会に出てからお友達になった方々は自分より年下だったり年上だったりで、みんなが全く同じ年齢で同じ人生のステージを迎えているわけではありません。

でも中学生の同級生、ということは同い年です。「ねえ、最近、体がこんな感じなのだけれどあなたはどう?」「ねえ、ご両親の体の調子はどう?」など、いろいろな悩みや困りごとも変な気遣いなしに話し合うことができます。

そして「こうするといいらしいよ」「ああするといいらしいよ」とそれぞれの経験や持っている情報を共有することができるのです。

こんな心強いことはあるでしょうか。

理由5:いろんな人生について感じることができるから

私たちは子どもの頃、すぐ近所に住んでいてそしてみんな一番近くにある公立中学校へ進学し、同じクラスになりました。

そして中学生の頃、同じものを見て、同じものを楽しんで、同じもので泣きました。

でも中学卒業後、みんなそれぞれ違う人生を歩いてきました。大学に行った人行かなかった人、子育てを頑張った人、お勤めをしている人、お商売をしている人、早く結婚をした人そうでない人、子どものいる人いない人、同居している人いない人。

人生それぞれですが、一人一人一生懸命に今まで頑張ってやってきました。

そして少しずつ人生の先行きが見えてき始めた今日この頃、お互いのこれまでの頑張りをほんの少しだけご披露してみんなで讃えあってもいいのではないでしょうか。