私でもついていくのが大変な日常生活のデジタル化。一人暮らしの80歳を超えた父では難しいことがたくさんあります。それでも日常生活が便利になるもので父でも簡単に使えるものを少しずつ取り入れていきたいなと思います。今日は父の生活に「無料通話アプリ」「インターネット通販」「プリペイドカード」を取り入れたい私たち家族のお話です。
今回の日本一帰国中 
どうしてもしようと思っていたことに

父の「ミニiPad」に「LINE」と「Skype」のアプリをインストールすること

80歳を超えている父はコンピュータや
スマホといったデジタル機器を
うまく使いこなすことはできません

でも海外に住む私との通話用にミニiPadを持っていて ビデオ通話機能「FaceTime」を使っています

でも父からかけてくることはできず
私がかけるものを受信することだけは
なんとかできます

でも1ヶ月ほど前からFaceTimeの調子が悪くて
うまく父と連絡が取れなかったのです

なので
他の通信手段もあったほうがいいなと思い

LINEもインストールした Skypeもインストールした ついでにFaceTimeも反応するようになった

これでどれかがうまく機能しなくても大丈夫!

そして父に使い方を説明したのですが

「新しいアプリをインストールしてね」「インストール?」「アプリ?」「いや、今のは全て忘れて」

高齢者にはとても難しいカタカナ言葉

そしてそれらを噛み砕いて話せる話術が
私にはありません

さらに使わないといけないアプリが一つから三つに増え父、大混乱中 「フェイス なに?」「らいん?」「スカイ? プ?」


そしてこの新しいアプリについての私の説明もこれが精一杯 「とりあえず音がなったら、なんかこの辺さわったらつながんねん」

ということでせっかくインストールした
LINEとSkype

よっぽどのことがないと出番がないと思います


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母が亡くなって8年経ち、父は一人暮らしをしています。私の兄弟はそれぞれ家庭を持ち父の家から40分ほどの距離に住んでいるので、時々様子を見に行ってくれています。

ただ私は日本へ一時帰国しているときは三週間ほど父と一緒に生活しているので、子どもたちと一緒に父の家を訪れてバタバタしている兄弟たちが気づかないことに気づくこともあります。

また一時帰国中、時間がたくさんあるので高齢になり徐々に体の自由がきかなくなってきている父の生活が少しでも楽になるようにしたいと思っています。

それでは今回、私が父の生活を楽にするためにやってみたことを紹介してみたいと思います。

重い日用品はインターネットで注文しよう

「昔の男」の父は料理が全くできず、母が亡くなるまではスーパーに行ったこともありませんでした。

現在は昼食は宅配のお弁当を利用していて、夜は弟の奥さんが作った食事を弟に届けてもらう日とすぐ近所のコンビニで好きなものを買ってきて食べる日をバランスよく混ぜています。

そんな父がスーパーに出かけるのは一週間に一度なのですが、このスーパーへの買い物が少しずつ大変になってきました。ではどうしましょう?

散歩がてら買い物に出かけるのは良い運動

本来なら買い物に出かけないようにするのがいいのでしょうが、一週間に一回、スーパーに出かけるのはまだ健康で歩けているうちはいいのではないかと思っています。

というのもやっぱりブラブラと歩いて行くのはちょっといい散歩になります。

また果物が大好きな父、スーパーで自分の食べたい果物を選んで買ってくるのはささやかな楽しみです。

なのでスーパーに出かけるのは良いと思っているのですが、今回改善したいのはスーパーでの買い物の量。

日々、野菜の量が足りていないと感じている父は「野菜一日これいっぱい」や「充実野菜」といったペットボトルの野菜ジュースを3本ほど買っています。

また洗濯洗剤やキッチン洗剤、シャンプーなどの消耗品もその都度買っているようです。

高齢の父が重い野菜ジュースや洗濯洗剤を持ってスーパーから帰ってくるのは大変です。

普段使っているジュースや生活用品を通販で

ということでこのように必ず購入する商品、そして特に重さがあり日持ちがするものはインターネットで注文をして配達してもらうようにしようということになりました。

といっても80歳を過ぎたコンピュータをほぼ使うとこのない父が自分でインターネット注文をするのは無理です。

なので父が普段、購入しているものを写真にとって兄弟で共有して、商品がなくなる前に誰かがインターネットで1ダースといったまとまった箱で注文をすることにしました。

こまめに注文が必要かどうか確認しよう

さて、ここまで準備をしていてもうっかりしていると、父はそのまま在庫を全て使い切り、またそのままスーパーに行って買って帰るようになるかもしれません。

そこで気をつけたいのはこまめに在庫状況をチェックすること。よく家を訪れる弟に期待したいところですが、よく電話をしている私もまめに声をかけたいと思っています。

父がさらに年をとってきて散歩がてらにスーパーに出かけることが辛くなってきたら他の方法を考えないといけませんが、当面はこれで乗り切りたいところです。

便利で簡単なプリペイド電子マネーの使ってみよう

さて次に毎週スーパーに出かける父、他の人が使っているポイントカードに少し興味があるようです。

というのもテレビのニュースではこれからのキャッシュレス化についていろいろな話が出ています。

日本の早い流れてついていけていない私と同様、父もはっきりと何がどうなっているかわかっている訳ではありません。

それでも電子マネーが魅力的だと思うのは小銭を使うのが苦手な父が小銭から解放されること、そして使い慣れると父も簡単に支払いができるから。

それでいろいろと調べながら父に最適な方法を考えてみることにしました。

スマホは使えないしクレジットカードと連携させるのは不安だから

まず電子マネーはクレジットカードと連携させた後払いのものと先にお金を入れておく前払い(プリペイド)のものがあります。

この頃、うっかりとした忘れ物が多い父のことを考えると、最悪落としたり無くしても入っていた金額だけをあきらめればいいプリペイド型の方が安心です。

ということでプリペイド型の電子マネーで最適なものを調べてみることにしました。

使ってみたいプリペイドカード

 交通系電子マネー「ICOCA」

まず考えたいのは交通系のプリペイドカードです。関西圏に住んでいてJRや地下鉄を使う父のことを考えると、ここはJR西日本「ICOCA」ほぼ一択です。

というのももう一つ、私鉄系のカード「PiTaPa」はプリペイドではなくクレジットカードとの連携が必要なポストペイなので。

実のところ「ICOCA」は私も日本に滞在中は使っているのですが、電車の乗り降りだけ「ICOCA」を使っていて、知識としてデパートやコンビニで支払いができることは知っているけれど、まだ実際には使ったことはありません。

なので今回この「ICOCA」でポイントを貯めて使う方法を調べてみたのですがそこで分かったことは「ICOCA」のポイントサービスを利用するには登録をしないといけないということ。

さらにたまったポイントを使うのには自動券売機でポイントをカードにチャージをする必要があるようです。

とここまで調べたところで父に「ICOCA」の話をしたところ、「そんなのいらないよ」とのこと。「なぜ?」と聞いてみたところ「敬老優待乗車証を使っているから」とのこと。

どうやら詳しく聞いてみると父の住んでいる市町村では70歳以上が利用できるサービスで「ICOCA」の様にプリペイドカードとして使える「敬老優待乗車証」がもらえるそうです。

ということで私の「ICOCA」を父に勧める計画はなくなってしまいましたが、今回調べた情報を元に日本一時帰国中の私と夫は地味にコツコツと「ICOCA」でもポイントを貯めたいと思います。

 ショッピング系のプリペイドカード「楽天Edy」

さて父が「敬老優待乗車証」を使っているということは「プリペイドカード」の「チャージ」といった使い方が分かっているということです。

ここで一気に「プリペイドカード」への敷居が低くなりました。そこでお買い物をするとき用にもう一枚、ショッピング系のプリペイドカードを持つなんてどうと聞いてみると父も乗り気に。

さてこのショッピング系のプリペイドカード、代表的なのは多くのコンビニで使うことのできる「楽天Edy」、イオン系列の「WAON」、そしてセブンイレブン系列の「nanaco」でしょうか。

それぞれのプリペイドカードにそれぞれの特徴があり、いろいろなサイトが違いを説明しています。

そこでどうしようかということになるのですが我が家のカードの決定基準は父がよく出かける近所のスーパーとコンビニで使えるかどうかということ。

ということでショッピング系のプリペイドカードは「楽天Edy」にすることにしました。というのも父が利用しているスーパーでは「楽天Edy」を使うとポイントがたくさんたまるので。

この「楽天Edy」のカードはスーパーのカスタマーサービスでその場で簡単に作ることができました。

一緒に出かけて一緒に試してみよう

さて今回の父の電子マネー「楽天Edy」デビュー、一番大切だと思ったのは、口で説明するだけでなく全てを父と一緒に行うこと。

「楽天Edyっていうカードがあってポイントがたまるからスーパーのカスタマーサービスに行くと作れるよ」と説明しただけでは話は前に進みません。

一緒にカスタマーサービスに出かけてカードを作り、一緒にチャージ機で現金を使ってチャージし、そして買い物をしてレジで一緒に使って、初めてストレスなく一人でカードが使えるのではと思います。

またスーパーでうまく使えましたが、近所のコンビニではどうでしょう。やはり最初は不安なので一緒に出かけて一緒に買い物をしたいものです。

そして次回、一時帰国した際に今度は一緒にたまったポイントを一緒に使ってみたいと思います。


80歳を超えている高齢者です。コンピュータを頻繁に使った世代でもありません。また新しいものや今までの生活習慣を変えることにも抵抗にある年齢かとも思います。

ゆっくりと一緒に電子マネーデビューができるといいなと思っています。