最近、国際ロマンス詐欺がメディアを騒がしています。これってその渦中にいるとなかなか気づかないもの。また詐欺でなくても恋愛初期には自分をよく見せたいための「嘘」があるかもしれず、これが勝手がわからない国際恋愛だと見抜くことも大変になってきます。今日は国際恋愛期間中に相手の素性を確かめるために私が気をつけたことを書いてみたいと思います。
私と夫が初めて出会ったのはある途上国
こんな感じの人々でご飯を食べに行きました

おととい初めて会った人たち 昨日偶然に会った人たち 今日偶然に会った人たち

外国人がとても少ない国だったので
それだけで親近感がわいたのと

そしてこのドイツ人 よく言えば「旅先の出会いを大切にしている人」 違った言い方をすれば「ちょっと引くくらい積極的な人」だったから起こった奇妙なディナー

3時間ほどご飯を楽しみ
そのままバイバイと別れました

その後、ひょんなことから
ぽん太とメールのやりとりが続き

6ヶ月も経つころには気持ちも盛り上がってすっかり恋人気分に 3時間しか会っていないのに いまいち、素性もよくわからないのに

もちろん友人たちには
しっかり釘をさされました

「軍人っていっても本当かどうかわからないよ」「暴力男だったらどうするの」「案外、いろんな都市に女の人がいるんじゃないの」

そして

「ちゃんと人を見極めるまでは早まったことはしないように」

慎重になれたのは友人たちのおかげ
ありがたいことです

だって

今、客観的に考えても「ぽん太との出会い」と「ロマンス詐欺」 違いは紙一重

メールに書いてあったことが
嘘ばっかりだったのかもしれません

詐欺というほどではないけれど
自分をよく見せるために話をかなり盛っていたり
事実をねじまげているかもしれません

これを判断するのはなかなか大変です

ちゃんとしていていい人だと思ったので
私たちは最終的には結婚しました

でも

出会ったころはとても優しくて爽やかだったぽん太「ほらっ、足元気をつけて」「寒くない?」「大丈夫?」

なのに

結婚10年目 この有様 「ねえ、耳かき持ってきてよ」 これもある種、詐欺かしら

まあ、お互い様だけど

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学校で同級生だったとか職場で同僚だった、また友人の紹介で出会ったとかならなんとなく身元が分かっていますが、偶然に出会った相手ならあまり相手の方の素性がわからないこともあるでしょう。

もちろん出会った相手は色々と説明してくれるのでしょうが、それが本当なのかどうかもよくわかりません。

さらに日本人同士だと仕事内容や生活環境などがなんとなく想像がつくので、まだ相手の話のおかしいところもわかりやすいのかなとも思います。

しかしこれが国際恋愛になるとあまり知らない生活や職場環境の話をされても、それがおかしいのかどうなのかもよくわからなくなってきます。

国際ロマンス詐欺でよく登場する「軍人」というのはその典型的な例なのではないでしょうか。

さらにSNSやメールのやりとりだと本当かどうか正確な判断をつけるのは余計に難しくなってきます。

インターネット電話で画面越しに架空の人物と話などをしてしまうと信じるなといっても難しいです。

それで国際ロマンス詐欺なども成り立つのではないかと思います。

さて国際ロマンス詐欺までの悪人ではないですが、それでも少々の嘘をついたり不都合な事実を隠すことは普通の恋愛でも見かけることがあります。

さらに相手のことが好きで好きで仕方がないと、相手によく見てもらいたいと思って話をかなり大きく盛る方もいるかもしれません。

また全く悪気はなくても話を盛ることにあまり抵抗のないお国柄というのもあります。

日本人同士でも恋愛中の「相手の見極め」は大切ですが、日本人同士の常識や暗黙の了解が通用しない国際恋愛ではさらに慎重に気をつけたいところです。

ということで夫と出会ってから友人達の助言もあって私が気をつけたことをご紹介してみたいと思います。

恋愛を始めるのは直接本人に会ってから

まずSNSやインターネットの交流サイトなどデジタル世界で知り合って交流を深めている方々は、やっぱり第一段階としては本人に会うということが大切だと思います。

私も夫とはほとんど会わないまま始まったメールのやりとりだけで盛り上がったパターンなので、直接会うことなくメールのやりとりだけでも十分に恋愛状態になるのはよくわかります。

でもやっぱり会わないと分からないこともいっぱいあり、さらに何回か会っただけでは分からないことも色々とあります。

できなかった私が言うのもなんですが、直接会うまでは恋愛のスタートを切らないようにするのが賢明だと思いますし、また大切なことは直接会う前に決めるべきではないと思います。

また会うことを引き延ばしにする相手なら早い段階で見切りをつけてもいいのかもしれません。

直接会うとメールのやりとりだけでは分からないことも見えてきます。

生理的に大丈夫かとか、誠実そうな話ぶりなのかとか、辻褄の合わない話をしていないかとか、自分の五感をフルに動かして相手を観察してみてはどうでしょう。

相手の国を訪れ自宅に滞在させてもらおう

国際恋愛の場合、お互いが相手の国を訪れることになるかと思います。

初めての訪問から相手の自宅に滞在するのはちょっとということでホテルに滞在することにしたとしても、特別の事情がない限り相手が生活しているおうちを訪問してみましょう。

生活をしている家を見れば相手のことが色々とわかります。もし現地に別の彼女がいるなら家を訪れることで気づくことがあるかもしれません。

また、もし相手が一人暮らしをしているならお付き合いを始めた早い段階でその国を訪問中は相手の家に滞在するようにしてみてはどうでしょう。

またそれが無理ならば一緒に旅行するのもいいかもしれません。

一週間でも一緒に生活することで見えてくることもあるのではないでしょうか。

相手の職場を訪れてみよう

これは日本ではなかなか難しいかもしれませんが、私のフランスやアメリカの職場、また夫のシンガポールやアメリカの職場はかなり簡単に訪問することができました。

とても気楽な感じで同僚や上司に「He is my boyfriend」「She is my girlfriend」と紹介してお互いに自分のデスクを見せたりしていました。

これも自分をきっちりと知ってもらう大切な過程ですし、逆に夫の同僚が「新しい恋人」である私にどのような反応するのかもなかなか見所なので注意深く観察してみましょう。

また日本でもお相手がレストランのようなサービス業で働いている場合には職場をのぞいてみることができるかもしれません。

「プライベート」の時だけではなく「プロフェッショナル」の時のお相手を垣間見ることができればさらに分かることもあるのではないかと思います。

またお相手とその同僚との人間関係を知ること、また初めて会う自分の同僚にどのように対応してくれるのかといったことで感じることもあるのではないでしょうか。

出来るだけ多くの家族に会ってみよう

さて、国際恋愛も順調に進んでいるなら、真剣に将来を考えていてもいなくても、できれば相手の家族になるだけ多く会うことをお勧めします。

もし国際恋愛から国際結婚へと進むことになった場合、相手の家族は避けて通ることができません。

もちろん、それまでの相手とのお付き合いの中で相手から家族の話も出るでしょう。

しかし私を含めて多くの方々が自分の家族に対しての見方が甘かったり勝手な美化をしていたりもします。

悪気はないのだけれど家族の嫌なところが見えていないのできちんと事実を伝えていないということがあるかもしれません。

なので後々のことを考えるとなるだけ多くの家族と、そこそこの回数お会いすることをお勧めします。

実際に会ってみて強烈なキャラクターに仰天するかもしれませんし、相手とその家族の関係性に驚くかもしれません。

また相手のご家族が最初は取り繕っていたのか優しかったのにだんだん会ううちにそうでないことに気づくかもしれません。また突然、びっくりするような親戚が出てくるかもしれません。

もし「無理」と思うなら早い段階で引き返したり対策を考える為にも結婚を考える前でも積極的に家族に会ってもいいのではないでしょうか。

また家族と交流することで家族が「うっかり口を滑らせて」相手の意外な一面を教えてくれたり、今まで知らなかった事実が出てくるかもしれません。

さらに相手の家族が「日本人」もしくは「外国人」との交際についてどう考えているのかも感じておくことは、将来を考えるならば大切だと思います。

それでも見抜けないこともあるから注意

さて、恋愛中、これだけやっても見抜けないことは色々とあります。

例えば私の場合、ささいなことですが夫の自宅には日本食がたくさんあって、私が滞在中には日本のものがよく食卓にも並びました。

「さすが韓国系アメリカ人、たくさん日本食も食べるのね」と喜んでいましたが、実際、結婚してみるとあまり日本食を食べる人ではありませんでした。

私が遊びに来ている時はそれなりに気を使って日本食を出していたのでしょう。

また私の友人は、当時は貧しかった旦那さんと結婚をしやっと二人の生活の経済状況も安定してきたころ、お金に困った前妻が子どもと一緒に出てきて大変なことになっていました。

こういう事実もあらかじめ知っているのと知っていないのとでは衝撃が全く違います。

また相手の家族や親族関係はやっぱり奥が深く、さらに国が違うので文化や習慣の違いもあって何度か会ったくらいでは本当のところはなかなかわかりにくいのではないかと思います。

それでも交際期間中に相手の生活圏や交流関係に入り込むことで、「実は相手は結婚していた」「実は相手が嘘の職業を言っていた」といった大きな嘘を避けることができるので万が一のことを考えて必要なチェックをしておいた方がいいのではないかと思います。

もちろん全てに完璧な人はいませんし、私にも問題は色々とあります。でもその事実をあらかじめ相手が知っているかどうかということは大切なように思うのですがどうでしょうか。

もしみなさんがすでに素敵な人に出会っているならば、どうか末長くお幸せに。