シロとクロは私たちが住んでいた途上国で飼い始めたネコです。この途上国でもそしてその後アメリカでもネコたちを獣医さんへ連れていかないといけなかったのですが、そこで頭を悩ますのが獣医さん選び。大切なネコのために私たちが獣医さんを選ぶ時にチェックしていることを今日はご紹介したいと思います。
 私たちのいた途上国では
やせ細ってぼろぼろの野良犬がうろうろしていて
ネコは食用にされると言われていました。

さらに

車で街を走っていると生まれてすぐのかわいい子犬をかかげて立っている人たちも見かけました

外国人が買ってくれると
現地のお金の価値から考えると
とてもいい収入になるから

ペットを飼う事はとても贅沢なことでした。

それでもさすが首都だけあって外国人やお金持ちの現地の人が利用する獣医さんがあり

私たちもネコたちの手術や予防接種で
お世話になりました。

とても丁寧にネコたちを扱ってくれてしっかりと診察してくれて 質問にもきちんと答えてくれてなんの不満もありませんでした

さて、
ネコたちを連れてアメリカへ戻ってきたので
早速、こちらの獣医さんにも診てもらうことに

臆病者のうちのクロ もちろんキャリーバッグから出てくる気配もありません 「クロちゃん、クロちゃん ではゆっくり出てくるのをしばらく待ちましょうかね」「えっ それはご丁寧に」

途上国では私がキャリーから
無理矢理出していました。

好奇心旺盛なシロ キャリーから出るなり部屋の探索をはじめ机の裏へ入り込んでしまいました 「シロちゃん、シロちゃん、出ておいで このおやつをここに置いて様子を見たいのですけれど大丈夫ですか?」「これはこれはごちそうさまです お世話をおかけします」

途上国ではシロが診察台から逃げないように
助手の人がシロをなでてなだめながら
でもそれなりにしっかりと捕まえてました。

あまりのアメリカの獣医さんの好待遇にどうしていいのか戸惑う私たち 「あの〜 私がひっぱり出しましょうか?」というか「私にひっぱり出させてください」

このまま待っていても時間がかかるだけですし

でもこの好待遇、料金を見て納得 選ばれた人のみが訪れることのできる結構高かった途上国の獣医さんの3倍はしてました

もちろん国の違いではなく
クリニックのポリシーの違い
担当者の性格の違いもあるのかもしれませんが

それにしても人間でも動物でも
こちらの病院
 
とても愛想よく対応してくれるけれど
お値段が半端ないです。

私たちが途上国でネコを飼うことになったお話はこちらから:

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さて参考程度に今回のアメリカの獣医さんでかかったの費用はこれくらいでした。

ネコ一匹の費用
(1ドル=約110円)

診察料 75ドル (8250円) 
FVRCP(混合ワクチン)37ドル
Rabis Feline(狂犬病)32ドル
Feline Leukemia(白血病)35ドル

ワクチンの値段は途上国とあまり変わらないのですが 診察料はアメリカの方がはるかに高かったです。 

日本の獣医さんには行った事が一度もないのだけれどどんな感じなのでしょう? 同じくらい高いのでしょうか? 

さて、お値段はもちろん獣医を選ぶポイントになりますが、それ以外にもいろいろと気をつけたいことがあります。今日は私たちが獣医を選ぶ時に気をつけてチェックするようにしていることを書いてみたいと思います。

便利な獣医かを知る4つのポイント

まず獣医さんに直接訪れて獣医さんの質をチェックする前にまず、これから選ぼうとしている獣医さんが使い勝手のいい便利なものかどうかを確認しましょう。私がいつも気をかけているのはこの4点。

家から30分以内のクリニックですか

まずはやっぱり家から近いこと。ネコに何か緊急事態が起こった時に遠い獣医さんは困ります。

また最低でも一年に一回は検診や予防接種で獣医さんを訪問しないといけません。

ネコたちも慣れないキャリーに入って獣医さんへ出かけないといけません。なるだけネコたちの不快な時間を減らすためにも、あまり遠い獣医さんを選ばない方がいいかと思います。

クリニックにはが駐車場がありますか

アメリカでは多くの方は車で獣医さんへ出かけられると思います。

私たちも自分達だけで出かけるならば地下鉄で簡単に獣医さんにいけるのだけれど、それでもネコたちを連れて診察に向かうときは車を使います。

こうなってくるととても大切なのはクリニックに駐車場があること。もしくはクリニックのすぐそばに利用できる駐車場があること。

重たいネコたちを抱えて離れた場所に路上駐車した車まで行ったり来たりするのは大変です。

都市部でなければ駐車場がついているクリニックが当たり前かもしれませんが、都市部の場合、駐車場の有無は大きなポイントになるかもしれません。

緊急対応してくれるクリニックですか

通常、獣医さんに出かけるのは1年に一度の健康診断だけです。それでもかかりつけの獣医さんが必要だと思うのは、やっぱり緊急時のため。

何か変なものを食べて嘔吐をし出したとか、予期しない怪我をしたとか。そんな時に頼りになる獣医さんを選びたいものです。

そのクリニック自身が緊急診療を受け付けていなくても、提携している病院へ連れて行くことができる、もしくは24時間体制のホットラインがあるなど、色々な対策を取っている病院があります。

このような緊急時のサービスも併せてチェックをして病院を決めるのはどうでしょうか。

動物保険が使えますか

人のお医者さんの診療と同様に動物の医療費も目が飛び出るほど高額なアメリカ

50万、100万は当たり前の世界で、夫の同僚夫婦も飼っている犬の手術が必要になって、手術をするかしないかで夫婦喧嘩になったと言っていました。

そんな怖い話をいろいろと聞いたのでうちのネコは動物保険に入っています。

せっかく動物保険に入っているので、やはり保険がきちんと利用できることを確認して病院を決めたいところです。

有能な獣医かを知る5つのポイント

さてこのようなチェックポイントからざっくりとネコたちを連れて行きたい獣医さん候補が決まってきます。

そこで次に私たちがチェックしたのがウエブでの病院の評判です。

ウエブでのクリニック全体の評判はどうでしょう

グーグルで 「Washington DC Animal Clinic」などで検索をすると色々な情報が出てきます。

そこで全体的な評価ももちろん見るのですが、私が注意をして見るのが低評価をつけている人のコメント。

どんなクリニックでも低評価をつけている人は一定数いるのですが、それがたまたま起こったものなのか、私たちに起こっても受けいることのできる範囲のものなのかどうか考えて決めるようにしています。

さらに私がクリニック全体の評価を気にするにはもう一つ理由があります。それは私のとても少ない経験から獣医クリニックにはあまり決まった主治医がいなくて、出かけた時期や時間帯によって見てくれる先生が変わることが多かったから。

なのでネコたちを診てくれる獣医さんが変わることも考えて、クリニック全体で評価のいいところを選びたいと思っています。

受付の対応が親切で迅速ですか

人間のお医者さんと一緒でクリニックにネコたちと連れて行くにしても予約を取らないといけません。

予約の日時を変更したりということになると受付の方との迅速なコミュニケーションが必要になってきます。

また動物保険に領収書を出すことになるときに、私たちの場合、後になって一匹のネコの名前が間違っていることに気がつきました。

さらに動物保険は夫の名前で契約しているのに領収書は私の名前で発行されていることにも気づいて、領収書の再発行をお願いすることにもなりました。

こんな事務手続きを嫌な顔をせずに迅速にやってくれると、やはりこのクリニックにかかってよかったなと思います。

これがメールで連絡をしてもこちらから電話をするまで三日も四日もほったらかされていると、どうなっているんだろうと思いますし、電話対応も嫌な感じだと本当にがっかりしてしまいます。

アシスタントと獣医の連携がうまく取れていますか

こちらのクリニックの典型的なパターンだと思うのですが、まずアシスタントさんがやってきてネコの体重を測り、日頃の健康状態やこちらの不安点などの聞き取りをしてくれます。

その後、獣医さんがやってきて診察をしてワクチンを打ってくれるのですが、この獣医さんとアシスタントさんの連携がとてもうまく取れているクリニックとあまり取れていないクリニックがあります。

例えば私が最初にアシスタントさんに不安点をいろいろと説明してアシスタントさんもコンピュータにその情報を打ち込んでいます。

しかし実際に獣医さんがやってきてその情報を見ながら診察をしていて、その後、先生とのやりとりをしていく中で、最初にアシスタントさんに伝えたことがうまく記載されていなかったり伝わっていないということがわかったことがあります。

もちろん大切なことはアシスタントさんに話したとしても、その後きっちりと獣医さんと話す必要があります。

でもやはりアシスタントさんと獣医さんがうまく連携が取れているクリニックは安心感を持ってネコを診てもらうことができるように思います。

獣医が処置について丁寧に説明してくれますか

私たちは今までにネコを飼ったことがなかったので最初から手探り状態でした。

なので野良猫だったネコたちに最初にきっちりと健康チェックをしてもらい、必要な薬を飲ませたりしました。また手術をする必要もありました。

そんな時に何もわかっていない私たちにいかにどのような処置が必要なのかをきっちり説明してくれるか、さらにどのくらいの金額がかかるのかといった細かい説明をしてくれるかということは本当に大切なポイントです。

予防接種についても途上国とアメリカでのやり方が違ったのですが、その違いや時期の変更などもやはりきっちりと説明してもらえるのはありがたいことです。

十分な説明を私たちが理解できるまでしてくれること、これは私たちにとってはとても重要です。

飼い主が抱く不安や細かい違和感に丁寧に向き合ってくれますか

これからの処置について丁寧な説明をしていることも大切なのですが、さらにこちらの質問にも丁寧に答えてくれることも重要です。

こちらはネコの変化がありがちなものなのか病気だからかよくわかりません。また私が感じている些細な違和感が聞くほどのことなのか、聞いたら変だと思われないかとも思うわけです。

それでも不安なので思い切って聞いてみるのですが、そこでこちらが納得するまで説明をしてくれること、また私が感じている違和感にしっかりと向き合ってくれることは大切だと思っています。

結局のところ、うわべだけ大切にネコを取り扱ってもらわなくてもいいのです。

でもネコの健康状態にしっかりと注意を払ってくれて、飼い主の不安に丁寧に向き合ってくれる獣医さんならありがたいなと思います。

実際のところ、今の獣医さん、とても便利なのですが先生がコロコロと変わることもあって、いまいちしっかりと診察してもらっているのかどうなのか判断がつきません。

多分、途上国での獣医さんとの信頼関係ができていたので、それと比べてしまっているというのもあるかもしれません。

しばらく続けてみて納得がいかなかったら、また新しい獣医さんを考えてみるつもりです。

ネコを飼っている皆さん、あなたの獣医さんはどうでしょうか?