アメリカに出たり入ったりしながら、今年で通算5年住んでいますが、それでも慣れないのが長さや重さといった計量単位。もちろん覚える努力をしていない私が悪いのですが、とっさに感覚でわからないと数字もなんの意味もありません。今日はそんなアメリカの度量衡のお話です。

アメリカ生活で最初にとまどったのが
いろいろな単位が
日本やヨーロッパと異なること

例えば

暑さ、寒さの単位 「今日は40度だって」「真冬なのに?」華氏40度は摂氏だと5度くらいです。

これまで私が生活してきた世界では
氷が凍る温度が0度
水が沸騰する温度が100度でした。

でもアメリカで使われている
華氏だとそうはいきません。

なので

最近、やっと感覚で覚えたのがこの3つ 快適な温度 75度くらい 寒く感じるのは60度くらいから 暑く感じるのは80度くらいから 「この3つで日々、なんとか乗り切れるよ 多分」

さらにわからないのが重さの単位

スーパーのお肉売り場
売られているミンチはすべてパウンド表記

最初は日本で身につけた目分量で「たぶん800グラムくらいかな」って感じでやっていたのですが、この目分量があっていたかどうかはまったくもって不明 最近は少し賢くなって「1パウンド500グラムだから」ってやってますが

実際のところ、1パウンドは454グラム

こんなの覚えられないので
きりのいいところで500グラム

まあ、かなりいい加減だけれど
これで十分

そして

いつも困るのが健康診断 「身長と体重は?」と必ず聞かれるのですが「センチとキロでしか分かりません」といつも答えていました。

毎回、「自分の身長と体重くらいは 」と
思うのだけれど、未だに覚えられていません。

最近はさすがに悪いと思って、スマートフォンに
身長と体重をフィートとパウンドで
メモっています。

それにしても毎日パウンドで測る体重 増えている事は分かるのですが、キロではないのでどのくらい増えているのかはいまいち不明 「まっ、いいっか」 世の中知らなくていいこともあるのです。

こんな私ですが
インチはちょっと分かるようになりました。

なぜなら引越しのときにいろんなもの測りたおしたから 「ネコのトイレ家具、このスペースだったらぴったりはいるかな」ただいまオンラインショッピング中

ちなみに1インチは2.54センチなのだけれど
これもすぐ忘れてしまいます。

なので、子どものころいつも使っていた30センチの定規を頭のなかで思い出して「これがだいたい12センチ」って思っています。

ということで、この経験で分かったこと

一生懸命、換算表を見て覚えようと思っても無理、そして「世の中、適当でもいいことはいっぱいある」ってことでしょうか。

そうじゃないこともいっぱいあるけどね


Bar-border-F

やっぱり使い慣れている単位を変えるのはとても大変。 言葉と一緒で子どものころからじわじわと感覚として体に染み付いているので。

もちろん、きちんと覚えようと思ったらなんとかなるのでしょう。また、アメリカ生活が短くてもきちんと使いこなせている方々もいらっしゃいます。

ただただ、私がなまけものだということで、今回、心を入れ替えていろいろと調べて感覚で覚える努力をしてみました。

 アメリカの長さ、重さ、液体体積の単位

アメリカで使われている単位で日本と違うものはいろいろとあるのですが、今日は日常でよく登場する長さ、重さ、液体体積についてどのくらいの感覚なのか書いてみたいと思います。

長さの単位
  • 1インチ(in)=約2.5センチ
  • 1フィート(ft)=12インチ=約30センチ
  • 1ヤード(yd)=3フィート=約91センチ
  • 1マイル(mi)=約1.6キロ
インチは物の大きさで、フィートは身長で、そしてマイルは道路標識でよく使われます。

例えば高速道路で運転していてすごくトイレに行きたくなって、夫に「あとどのくらいでドライブイン?」って聞いたときに「10マイルくらい」って言われたりすると「それって、ほんとどのくらいの距離なのっ、イ〜」ってなります。

ちなみに10マイルは約16キロ。JRの東京・川崎間が約18キロなのでそれよりも若干短いくらいです。

重さの単位
  • 1オンス(oz)=約28グラム
  • 1ポンド(lb)=16オンス=約454グラム
  • 1トン(t)=2000ポンド=約907キログラム
ここで気をつけないといけないのはアメリカの1トンは日本の1トンと同じ重さではないこと。日本の1トンは1000キログラムなのでアメリカの1トンより少し重くなります。

しかし実際問題、日常生活でこれまで「トン」を使うことは日本でも海外でもなかったので気にしなくてもいいのかもしれませんが。

また「オンス」は1ポンドが10オンスでないこともあってややこしいので、極力、無視していますがあまり問題なく暮らしています。使うとすれば香水を買うときくらいでしょうか。

ビタミンなどのサプリメントもなぜか「ミリグラム」表示で販売されているので「オンス」が必要ないのかもしれません。

そして一番良く使う「ポンド」。食料品の重さにも登場しますが、一番使うのは病院での体重を申告するときなのでご自分の体重くらいは覚えておくといいかもしれません。

ここでは「ポンド」と書いていますが、発音の雰囲気としては絵日記に書いたように「パウンド」という方が近いです。

液体体積の単位
  • 1オンス(fl oz)=約30ミリリットル
  • 1パイント(pt)=16オンス=約473ミリリットル
  • 1クォート(qt)=2パイント=約946ミリリットル
  • 1ガロン(gal)=8パイント=4クォート=約3.8リットル
液体体積は本当に最初混乱しました。まず重さでも「オンス」が登場し液体体積でも「オンス」が使われ、さらにそれぞれ「1オンス」が約28グラムに約30ミリリットルと値が異なります。

これだけでもなるだけ「オンス」を避けて通りたいと思ってしまいます。

ただ覚えておいたほうがいいのはアメリカの料理用の「1カップ」は8オンスということ。

1オンスが約30ミリリットルなので8オンスは約240ミリリットルになりますが、日本の1カップは200ミリリットル。

大きな違いがあるので日本のレシピをアメリカの計量カップを使って作る時はご注意を。

「パイント」で私がすぐ思いついたのはアイスクリーム。カップよりも大きいお持ち帰りの容器で一番小さいものが1パイントです。また1パイントはビールの中ジョッキ一杯くらいです。

1クォートはほぼ1リットルなのであまり混乱せずにすみますし、1ガロンはアメリカで一般に売られている大きいサイズの牛乳容器の大きさになります。

一度、アイスクリームや牛乳の容器をみて頭のなかで関連付けができると、その後あまり困らなくなるかもしれませんね。

最後にこの液体体積、イギリスでも同じ単位が使われますが実際の容量はイギリスとアメリカで異なるのでイギリスからアメリカへ引越しされる方は感覚が少しおかしくなってしまうかもしれません。

 アメリカで「温度」を使う場面では

絵日記で描いたようにアメリカは摂氏ではなく華氏で温度表示をします。一番よく目にする場面は天気予報やエアコンの気温表示。

さらにこれ以外にもよく利用する温度表示をご紹介したいと思います。

体温計
まず、私が一番困っていたのが実は体温計の読み方。最近は華氏と摂氏、両方で表示してくれる体温計もあるのでそれを買えばいいのかもしれませんが、華氏表示の体温計しかない場合、覚えておけばいい温度はこんな感じです。

日本で熱があると認識される37℃は98.6°F。ややこしいので99°F(37.2℃)だと「熱があるな」という感じ、101°F(38.3℃)だと高熱がでていると思えばいいのではないでしょうか

ちなみに日本で大ピンチの40℃は104°Fです。

オーブンの温度
もう一つ、まったく意味がわからずに華氏を使っているのがアメリカ製のオーブン。初期設定が350°Fだったのでそのまま使っていましたが、これが摂氏では何度なのかまったく分かっていませんでした。

調べてみるとオーブンでお料理やお菓子作りをするときに一般的に日本でよく使われるのは180℃だそうです。この180℃を華氏に変えると356°Fになります。

アメリカでオーブンを使う料理で一般的に使われる温度も350°Fとのこと。ということであまり凝ったお料理をしないようなら「350°F」この一択で大丈夫です。さすが初期設定!

もしローストポークやローストビーフ、プリンなどのような低温での調理が必要なものは300°Fで調理するとだいたい150℃で調理していることになります。

またグラタンやピザなど高温で一気に焼きあげるものは450°F から 500°F (250℃ から 260℃)が良いようです。

さらに面倒くさいので私は調理しませんが、もし11月の感謝祭にあわせてターキー(七面鳥)をオーブンで焼くなら10〜18ポンドのターキーで350°F(175℃)で3時間から3時間半くらいだそうですよ。 

重さや長さ、また温度にしても覚えやすいものを本当にざっくりと覚えて、いい加減になんとなく換算して体感していくと、徐々に頭で考えなくても体で覚えていくように思います。

そのためにも面倒くさいですが天気予報を見る時や買い物に行くときに、意識的に数字を見てみるといいかもしれませんね。

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